お初天神

裁判所傍聴の集合場所に行く前に、大阪駅から曽根崎新地を通り「お初天神」に行った。

お初天神の説明の碑には、「お初天神 露 天神社」と記されている。由緒によると御祭神は、少彦名大神、大己貴大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真公となっている。創建は嘉祥3年(850年)とのことである。

その後昌泰4年(901年)に菅原道真公が筑紫に左遷配流の途次に、この地を過ぎるときに詠んだ「露と散る 涙に袖は朽ちにけり 都のことを 思い出づれば」により、道真公亡き後に、その遺徳を偲び、合祀し「露ノ天神社」と称するようになったとのことである。(他説もあるとのこと。)