サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団 @芸術文化センター

サロネン、フィルハーモニア、それにチョ・ソンジン、凄いタレントに大いに期待が膨らむ。会場の兵庫芸術文化センターに行ってから気が付いたが、席は前から5列目くらいの真ん中で、最高の席だった。随分、前にチケット取ったから忘れていたのだが、手配していた自分を褒めた。偉いよ。

前半は、チョ・ソンジンのピアノで、ベートーヴェンのピアノコンチェルト3番。繊細で陰影のあるピアノで、美しくまとまっていた。だが何と言っても、圧巻は後半のマーラー6番。サロネンのダイナミックでかつ柔らかな指揮、オーケストラが見事に応えて、凄まじい迫力と美しい調和の同居する音の世界に痺れた。