連載:全国B型肝炎訴訟

全国B型肝炎訴訟で和解

 全国B型肝炎訴訟とは、集団予防接種での注射器の使い回しが原因で、B型肝炎ウィルスに感染したことについて国の責任を追及する裁判です。
 平成23年6月に、国との間で被害者救済に向けた基本合意が成立しました。
 全国には集団予防接種の注射器をたらい回したによるB型肝炎ウィルスに感染した方は国の発表によると40数万人いるとのことです。
 B型肝炎訴訟は平成元年に北海道に在住する5名の方が国に対し損害賠償訴訟を提訴したのがスタートです。この5名の方が勇気を振り絞って立ち上がらなければ、国との間の基本合意も合いませんでした。5名の方の勇気は偉大だと思います。