10、 ハプスブルク家ゆかりの大学都市・フライブルク

5月29日(月)、旅の5日目。《「黒い森」を満喫する一日》と旅行社は銘打っている。
 8:30にバスはホテルを出発し、51km先のフライブルクに向かった。フライブルクという名の町はドイツ各地にあるそうで、私たちがイメージするフライブルクは、正式には「フライブルク・イム・ブライスガウ(Freiburg im Breisgau)」という。確かに「自由」を冠した町に誰しも憧れ命名するのだろう。
 フライブルクはドイツで最も南に位置する大都会で、年間平均日照時間は1650時間とドイツで最も長く、陽光に恵まれているせいか人々は明るい気性で親切だと言われている。