タスマニアから北海道を思う

首都ホバートから第二の都市ローセストンまで往復してきた。
片道200キロ弱、信号のない国道を110キロで走っていくので2時間ちょっとで着いてしまう。
国道の両側はなだらかな牧草地で羊が多い。
民家は少ないが、たまに見かける農家はみんなこぎれいで住んでみたくなるような豊かさを感じる。

タスマニア島は北海道と似ている。
緯度もほぼ同じ43度ぐらいだし島としてのサイズも似通っている。
それだけでなく歴史的にも似たところがある。
19世紀から20世紀、たくさんの移民がヨーロッパからやってきた。移民だけでなく囚人(コンビクト)も送られてきた。中にはほんの微罪で送