師走相場の期待と若干の懸念

今週は円高懸念が台頭するもしっかりした株価水準をキープ、週間では154円の上昇で終えた。前週はいろいろな思惑が交錯し値動きの荒い展開であっただけに、静かな相場展開という感じだ。日米とも祭日がありお休みの投資家が多く、ボラティリティの低さに繋がった。

来週からは休暇明けと共にサイバーマンディ、28日からは実質師走相場入りとなり取引も活発化しそうだ。例年11月末を含む週の株価は上昇するケースが圧倒的に多く(16勝1敗)今年も期待できそうだ。ただ為替がこの所円高傾向にあり、110円を切るような状況に陥れば株価の足を引っ張りかねない。

米国景気も足元はしっか