1年以上間を置いた休肝日

 晴れ。

 昨夜は何の拍子かアルコール抜きで寝てみようと思い立ち、ユズ茶を何杯も飲んでから、ベッドへ行った。眠くならないようでは困るので、評論関係の本のみを持ち込む。
 石平の「私はなぜ『中国』を捨てたのか」が半分くらい未読だったので、これから目を通し始めた。これが予想に反して面白く、かえって目が覚めてしまった。
 彼が「愛日主義者」になる基底にあった論語や唐詩宋詞など、我々にお馴染みのものからの引用が分かりやすかったせいかもしれない。特に彼が最も好きだという杜牧の「江南春」は自分も大好きなものだったので、彼が京都嵐山で杜牧の追体験をしたということに納