“変則寒波”到来

いよいよ今冬一番の寒波がやって来る。500hPa高度(約5,500m)で氷点下42℃以下の寒気が11日に日本海北部に入ってくる予想だ。
寒気流入の程度は、主に、①500hPa高度(約5,500m)と、⓶850hPa高度(約1,500m)の温度で判断するが、今回は、②の約1,500m上空で氷点下9℃~12℃の寒気が西回りで西日本上空に流れ込んでくる。
1,500m上空、氷点下6℃が「(冬型で)平地での降りものが雪になるかどうか」の目安とされるが、今回はそれを3℃~6℃も下回るので“降れば積雪間違いなし”の温度。
しかも、雪雲を流す上空の風、今回は通常の冬型