「絶滅寸前のヨーロッパの少数民族(2)カタルーニャ民族の独立運動の混迷」

一般的に少数民族の独立運動には同情が集まりがちです。しかしその独立運動の実態を少し調べてみると、独立運動の指導者の政治的野心や経済的利権への欲が見え過ぎて、必ずしも尊敬出来ない場合もあります。
少数民族の特有の貴重な文化を保存維持するためには、あくまでも合法的で穏健な方法を採るべきです。
西ヨーロッパには13ほどの少数民族が特有の言語を持っていることは次の題目の前報で記しました。『絶滅寸前のヨーロッパの少数民族(1)北欧のサーミ民族の文化』

今日は最近、日本のマスコミでも話題になったスペインのカタルーニャ民族の独立運動の実態を少し詳しく見てみましょう。