【2月1日 AFP】香港の立法会(議会)は1月31日、域内での象牙取引を2021年までに段階的に廃止する案を圧倒的多数の賛成で可決した。香港は象牙取引の一大中心地。アフリカでの密猟などによりゾウの生息数が減少するなか、動物保護団体は「ゾウの将来にとって素晴らしい日」になったと歓迎した。
中国本土でも昨年末、象牙取引を完全に撤廃する法律が施行されており、香港での議決それに続く画期的な動きとなった。
地球規模で活動する市民団体「アバーズ(Avaaz)」のバート・ワンダー(Bert Wander)氏は声明で「巨大な象牙取引市場の閉鎖はゾウの命を助けるも