『 今右衛門の色鍋島 』 於 そごう美術館・SOGO横浜

副 題 人間国宝の技と美
会 期 1月27日ー2月18日

色鍋島は、江戸時代に佐賀・鍋島藩窯が生み出した、最高級色絵磁器です。将軍家、公家、諸大名への献上品として、熟練の優れた陶工たちによる精緻を極めた美しさと品格を持った磁器、徹底した分業体制のもとでその製法等は厳正に管理されていました。
今泉今右衛門家はその中にあって赤絵師として初代から九代までその役割を担ってきました。
明治になり、鍋島藩窯が無くなったのを機に、時の当主・十代今右衛門は鍋島窯の伝統技を生かした磁器の一貫生産に取り組んで、試行錯誤を重ねました。
その後十一代、十二代、十三代そして現在