江南水郷巡り、其の三

「石板街」にはいくつか、土産物屋があるが、他の大きな古鎮、例えば「周荘」などのようにお土産物街ということはないし、人通りも現地の人がほとんどのようである。端までぶらぶらと歩き、引き返す。
十一時頃、機内食を食べただけで、流石に空腹感を覚える。入り口の「恒昇橋」近くの横の通りにちまきを売っている小さな店があり、4元という。肉を入れて炊き込んだものと、小豆のものがあり、二人とも小豆のほうを買った。もう少し甘みがが欲しいと思ったが、まあ、素朴な味わいと言っておこう。店員さんらしい人がちまきの竹包みをといてくれたのだが、実は彼女は隣の洋服屋のおばさんだったようで