罹災から7年の日曜日、3.11の様子がテレビに沢山映し出されました。そこに様々な声が投げ掛かられました。
そういった被災直後の信じられない惨劇の現場が目に入いると、時々、心のブレーカーが音もなく外れます。
この時もそうでした。
それは突然やってきました。翌年の2012年の5月の事です。
銀行のソファーで順番待ちしていて、何気なく手に取った東日本大震災の写真集。
1日ずつ克明に記録された福島、宮城、岩手の被災地の様子。
高波が押し寄せ、家屋が倒壊し、人々が失意のどん底に。
何度も何度も繰り返し流された映像を辿るかのような本です。
心の中で