網の目のような
ありとあらゆる縁によって成り立つ自分。
だから、孤独にはなりえない。

これを違う観点から述べた
聖書学者岩田靖夫さんの次の表記に
私はとても慰められた。

「私に命を贈ってくれた
『あの目に見えない根拠』は、目に見えないのだから、
本当にどこにいるのか誰にも分かりません。
しかし、さっき言ったような意味で、
我々は自分で自分を存在させているのでないから、
この根拠が私の命の根底に入っていることを
自覚できるのです。

そこでかりに私が世の中の人すべてに見捨てられて、
まったく孤独の闇の世界に落ち込んでしまったとしても
生きている以上、