日本の公害運動の原点・足尾銅山へ

前々から、何時か行ってみようと思っていた足尾銅山、ようやく行くことにした。

群馬県桐生から、長閑な雰囲気の中、時折渓谷の谷間を通ったり、トンネルと曲がりくねった線路をゆっくり走る一両編成の列車。乗客もちらほらと、のんびり気分で車窓からの景色を楽しみながらの「わたらせ渓谷鉄道」に乗って足尾(通洞駅)まで行った。
時間に余裕があれば、次の次の駅終点から歩いて製錬所跡地などの現場を見たかったが、次の機会ににすることにした。
 
 足尾銅山と言えば、明治時代初期、日本での初めてのとなる公害事件があり、当時の政治家田中正道が中心になり、国に提訴し、その後いろいろ