人間なんぞ、生まれて生きて死ぬだけだ

昔は死ぬのが怖かった。

最近は全然怖くない。
怖いのは痛いとか苦しいとか痒いとかで
別に死んじゃうことなど
凡そ生き物は生まれた瞬間にカミサマから
不定期の死刑判決くらったようなもんで、
どうしようもないのである。

わざわざ自分から急いで死ぬようなことなどないが
普通に暮らしてて、死ぬような病を貰ったら
バタバタしないで受容するつもりである。

希望を言えば事故は嫌だ。
死んでいく醍醐味が無いからね。

親父は夜中に脳出血が起きて
朝死んでた。
これもあんまり好きじゃない。

ぼちぼち衰えていって
だんだん意識が遠のいて
人生が走馬灯のように見えるら