中野京子の怖い絵シリーズ

文芸春秋に掲載していた中野京子の怖い絵シリーズを読んで興味を覚えたので彼女の本を数冊買った。私が本を買うのは数年ぶりだ。買ったのはよいが、最近の私の悪い癖で、なんでも面倒がり屋のためか、未だ読んでいない。

でも、ポール・ドラロージュの描いた、「レディ・ジェーンの処刑」は読んだ。彼女が処刑される寸前の左手が処刑台を探るようなしているような姿が印象的。当時は斧で頭をブチ落とすのが定例のようだ。彼女の頭を切り落とす処刑人の持っている斧は、いかにも切れ味が悪そうなもので、切り落とすというより、彼女の首を叩き潰すというのが実情のようだ。

斧で頭部を切断するとい