休んだら死ぬ

K子(74)のスタミナがハンパない。
ある日の夕方「食事しましょう」(勿論おごり)と電話がかかってきた。
行きつけの20年近く通っているイタリアンの店に連れていった。
シェフとオーナーの息子とは顔なじみだ。50代のマイタイプのシェフは出てきて挨拶する。オーナーの息子ときたひにゃテーブル横にひざまづいて接客してくれるのだから中高年女性に人気があるわけで、いつ行ってもほどほどに席が埋まっている。値段もランチ2000円、ディナー3千円で雰囲気が良いわりにはリーズナブルだ。
K子「いい店ね!」
私「そうなの。ここのオーナーは韓国料理のチェーン店で儲けて、このビル