S元先生 お元気で何よりですが・・・老害かも?

オペラ公演まであとわずかになった。毎週日曜日は、舞台での演技付き練習を行っている。演出家の大島先生のボルテージも上がり気味で、ソリストに対する風当たりが強い。

オペラのソリストは、オーディションから始まって、幾つもの関門を通過しなければ本番に臨めない。それらを乗り越えた先に、長大な曲を歌い終わった満足感と喜び、そして聴衆の羨望のまなざしを一身に受ける特権が与えられる。

我々合唱団もその一握を掴むことができる。今回のように、オーディションによる公募ではない時は、歌が好き、オペラが好き、初めてのことにチャレンジしてみたい、などの理由で応募してくる人が多い