瀬戸内の海を見ていた午後、いや午前中から

太平洋が東京湾に流れ込む辺りで生まれ育った若い日には、他の海辺は知らないものでした。

磯浜も場所に依って表情を大いに変えます。

砂浜も波の洗い場所は、荒い丸い石が転がります。

長い海岸線の砂浜は、細かな砂に鉄分も多く、砂浜に足跡も僅かしか残りません。


海は広く、大きく表情を変えます!!

さらに見えぬ海流が入り交じる界隈になると、成れぬ外国船が座礁、難破なんて良く見掛けた難所もありました。

こんな海のワカメは、背骨のような幹が無く、うちわのような形でした。

自然の大きさは、上辺だけでは判断出来ない大きな威力の怖さを秘めても居る様です。