学校は愛の道場

昨日は、WFWP春の集いの講演会があり、大垣に出向きました。講師は元足立区荒川区の公立中学で教頭、校長を務められた野口先生。専門は国語。大垣は、芭蕉の奥の細道の結びの地。「蛤のふたみにわかれゆく秋ぞ」という結びの俳句の作られた地を訪問出来て嬉しいというお言葉です。

 昨日は、母の日でそのことにちなむお話から。お母上を27年前に亡くされた時、あまりの悲しさから葬儀の日から一粒のごはんも喉を通らなくなり、水だけの生活でした。忌明けで一週間後に登校したとき、給食も食べられずそのままにしていると、クラスの皆も食べないと言うのです。先生のもとに37人全員が一口ず