漸くスズランが咲いた 日当たりの悪さが露見した格好だ

敷地いっぱいにノアの箱舟のような家を建てたので、庭と呼べる場所が日陰になった。そのせいで、世間では既に咲き終えた花が漸く咲き始めた。福寿草やスズランがそれだ。フキの地下茎からフキノトウが顔をのぞかせたのもつい最近のこと。

日当たりの良い山は、もうすっかり夏山の様相を呈している。日が当たるか当たらないかは、植物否動物にとってもとても重要なことだ。ウドやもやしは日の当たらない場所で栽培されている。もやしっ子、という言葉から分かるように、ヒョロヒョロ手足だけが伸びて、胴体に生気が見られない食物だ。色も白っぽく、栄養があるか疑わしい。

日の当たる場所をさっそ