早朝の志を得る初夏の風

 TVを今朝見ていると、某事件の容疑者が記者会見をし俳句を披露。
 この人がいかなる教育を受け、学校設立という崇高な精神を持ったのか、存じ上げません。しかし、教育者であるのであれば、俳句を作られるなら、もう少し正確に作句するべきではないでしょうか。

 私が気になったのは、中句の「志を得る」です
「志」が何かは知りません。問題解明のための闘志か、このあたりなら大いに評価致しますが、そこではない。「得る」です
 現代俳句なら「得る」でも問題は無いのですけど、定型にこだわりたい「俳句」なら、古文法に従い、「得(う)」とするべきではないかと。仮にも学校創設を「