京都のバスの優しさに触れて

知らない町でバスに乗るのは勇気がいる。
電車と違って何処へ連れていかれるか判らないような気がするからだ。

でも京都は私にとっては学生時代を過ごした第二の故郷。土地勘もあるのでバス停でルートを確認して気軽にヒョイと乗ることができる。

何度か乗っているうちに京都のバスは人に優しいことに気が付いた。

最初は路肩の方が低いのかと思っていたら、何と停車するたびに乗り降りしやすいようにと乗降口のある側がスッと下がるのだ。
ドアを閉じるとムクムクと立ち上がり床が元に戻る。

凄い仕組みだと田舎者の私はそれだけで驚いた。

いやいや、それは序の口で多分各バスにGP