「ミケランジェロと理想の身体」展に行ってきました(2018.6.21)国立西洋美術館

500年の時を経て 若き頃のミケランジェロの傑作「若き洗礼者ヨハネ」と 壮年期の未完の傑作「ダヴィデ・アポロ」とが ここ 国立西洋美術館の地下フロアで再び出会う...不思議な感動を覚えました

コントラポスト(contrapposto) これは古代ギリシャの身体等の理想的な表現方法です 片足に重心をかれて 反対の肩を下げて身体のひねりを出すポーズ これがこの「ダヴィデ・アポロ」にも使われていました

この作品を見て鳥肌が立ちそうになったのは 未完であるため 箟(のみ)のあとが残っているのです 表面をすべすべに仕上げる時間もないまま 「最後の審判」の制作の