選手を育てるのは西野でもクリンスマンでも無い、所属チームだ。

 人気も、その扱いも、代表偏重が著しい日本のサッカーにとって、代表監督問題はかなり重要な様だが、選手の育成ということを考えればそれは大した問題ではない。

 代表監督の仕事は選手を選び、出来たチームに戦術を浸透させることだ。選手個々の技術・体力・メンタルなどというものは、殆どその所属チームで磨かれたものだ。

 西野という監督は、ワールドカップという大会で、10人に減らされたコロンビアにこそ勝利したが、それ以外は2二つの負け試合と一つの引分けを得たに過ぎない。
 試合内容に関して言えば・・・、先ず、10人になって守り重視に傾いたコロンビア戦は参考にならな