映画、ルイ14世の死

映画、ルイ14世の死を観てきた。
太陽王と言われ、あのベルサイユ宮殿を作ったフランス王朝で72年間の最長在位の国王の死を演じた異色の映画。
病に伏して3週間ほどの死までの王宮内のベッドでの様子と貴族や医師団、側近の動きを淡々と描いていく。
カンヌ映画祭2016年の特別招待作品です。
左足が壊疽に蝕まれ、歩けなくなり、日に日に食欲もなくなり衰えていく中、王の使命も指示して行く。
自分の最後を見据えて5歳の甥に次の国王になる心構えをベッドの上で抱きしめながら伝えたり。
1715年のことですから治療方法もなく、霊薬を国王にと持ち込む偽医師が現れたり、城壁の修理