家督をめぐる疑問

今日はお盆で、敗戦というか終戦記念日である。
この日になるといつもながら疑問に思っていることがある。
それは戦前の家督ということです。家督相続で知られている言葉なので家制度と関連していることは想像できます。

しかし、20歳で戦前の専門学校を卒業して製糖会社に就職した叔父さん(父の弟)が、赤紙召集で参戦して23歳の誕生日を迎えることもなく戦死された。一流会社に就職して給料をもらっていた人間には、つまり一人前の人間には家督があったようである。

 何故ならば、戦死された叔父さんの遺品が残されていて、その中に三通の遺言がありますが、押印のある正式の物は一通だ