胡瓜と茄子の浅漬け

 昨夜はびんちょう鮪のお刺身 端は茗荷に白菜
 
 鱈汁 胡瓜と茄子の浅漬け

 夜も暑くて やや体調不良


 「主よ 一羽の鳩のために」  須賀敦子の詩

  〈同情〉

つめたい秋の朝の
ラッシュアワーの停車場前
がつがつとパン屑をついばみ
せはしげに まばたきして
青、灰、緑の
鳩の波に
ひとり 背に 首をうづめて
うごかぬ おまへ
セピアいろの 鳩よ

あヽ
わらっておくれ
うたっておくれ
せめて みなにまじって
わたしを安心させておくれ

(いろがちがふからといって
なにも おそれずとよいのだ。)

主よ 一羽の鳩のた