根津神社から江戸の名残を探して周辺を歩き始めた、

根津神社 日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝える古社で、東京十社の一社に数えられている。

現在の社殿は宝永3年(1706年)の創建である。宝永2年(1705年)江戸幕府第5代将軍徳川綱吉の養嗣子に家宣(第6代将軍)が入ったため、元の屋敷地が献納され、「天下普請」と言われる大工事で社殿が造営されたものである。

権現造(本殿、幣殿、拝殿を構造的に一体に造る)の傑作とされている。

宝永2年(1705年)江戸幕府第5代将軍徳川綱吉が兄綱重の子・綱豊(甲府藩主。のちの第6代将軍・家宣)を養嗣子に定めた。綱豊が江戸城に移ると、当社が家宣の産土神とされてい