秋に想う

木漏れ日が朝もやを切り抜き
巨樹のシルエットを大地に貼りつける
秋晴れの一日が始まった
照りつける日差しと湿った空気よ
さようなら
紺碧の空とさわやかな空気よ
こんにちわ

『セプテンバーソング』
ナット・キング・コールの艶やかな歌声が人生の秋を
せつなく語りかける
「九月 十月 そして十一月
五月から十二月まではとても長く
九月になると一日毎に短くなる
木々の葉は紅く染まり
私も立ち止まってはいられない
残された日々を大切にしなくては」
(むらっさん訳)
「セプテンバーソング」は秋の使者だ

真っ青に晴れ渡った十月 アルフレッド・ハウゼのタンゴ「碧空」