連載:2018年秋の岡山暮らし

2018年秋の岡山暮らし(5) カラフルな実り、赤米田、黒米田見物

 先日、ウォーキングしていて普通の稲田の一角に綺麗に穂が出ている黒米田を見つけた。そういえばつい先日、地元TVで総社市の備中国分寺近くで赤米田が色づいているとのニュースを思い出し、同窓生仲間を誘って赤米と黒米の稲田見物に出かけて来た。
 赤米、黒米どちらも稲穂も籾殻も玄米もみな赤色、黒色をしており、遠目には一面真っ赤、真っ黒で知らないと一体何が植わっているのだろうかと不思議に思われ、近寄って見て初めてそれが稲であることに気づき改めて驚かされる。 いずれも玄米の種皮に赤色はポリフェノールの一種タンニンが含まれ、黒米は黒紫色のアントシニアンが含まれるために色