「紅の豚」で加藤登紀子と森田童子に共通するものに気づく

 晴れ。

 昨夜は「紅の豚」をジックリと見た。何度目になるかは分からないが、見るたびにイイナァーという気持ちになる。風景や背景の映像が素晴らしいことは言うまでもないが、出てくる主要人物が全て善人であることが気持ち良くさせる原因なのだろうか。この作品でも悪役はファッショ体制を進めていこうとする国家のみで、空賊たちまでも皆善人だ。
 ジブリは老若男女全てが楽しめる作品が多い。ただこの作品はある程度の年をとった人向けなのだろうと自分には思えるが、米アマゾンのレビューを見ると小さな子供たちが気に入っているという書き込みが目につく。なんにしても宮崎駿は黒澤明レベ