秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模様
詞 高野辰之
紅葉の山に行くとつい口ずさみたくなる歌
今では廃線となってしまったが高野辰之が故郷長野県から東京に通う時に碓氷峠に在る信越本線熊ノ平駅から紅葉を眺めその美しさに惹かれて詠んだという
おそらく今年最後になると思われる其処の紅葉を愛でにアプト道を峠の湯から辿ってみた
途中碓氷湖やめがね橋を散策して紅葉を楽しみながら最期のトンネルを抜けると熊ノ平駅跡が視野に入る
横川軽井沢間で唯一在った狭くも平坦な