ディナーショーの後で (続き)

色は黒めだったが可愛い女性だった。
部屋に入り込むなり、2つあるベッドの一つに寝るのだった。
マッサージなら、代金次第で頼もうと思った。
それを言うと「マッサージOK」と、私の足を揉みだした。
「料金は?ハウマッチ?」
あとでとんでもない額を要求されて、断れなくなったりしては困る。
それなのに「お金なんかいらない!」と言うのだ。

「貴女、何者?」と更に問うたが、何やらかにやら、ごにゃごにゃといっている。

そして、セックスの仕草だ。
娼婦とわかった。
これも用心用心。迂闊に相手になると大変な目に遭う。
「今からシャワーを浴びるから、10時頃に来なさい」