水彩画『北穂高岳から奥穂高岳を望む』(F40)

 前の記事に続く2枚目は,数年前に北穂高岳に登ったときに畏怖の念を持って眺めた奥穂高岳を絵にしたものである.
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 この絵も,前回披露した絵と同じように,公募展だったら必ず問題になって落選間違いない箇所がいくつかある.
 例えば,斜め上に続く対角線に沿って,いくつかの峯を一直線に並べていることである.これでは画面に単調になってしまい退屈である.
 つぎにどの峯も殆ど同じ色調で掛かれていて変化に乏しい.また,空の色も単調すぎる.
 これらの点だけでも落選間違いなしである.
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 このよう