稀勢の里・・・不本意な引退

「横綱らしくない」「潔くない」という非難は、当然、その耳に届いていたはずだ。
しかし、稀勢の里は、葛藤の末に、横綱の理想像に反することを承知の上で、「逃げない」という自分の信念と心中する覚悟を決め、散ったのだろう。
稀勢の里の魅力は、「絶対に逃げない」という信念を貫いたことにある。
苦しみぬいたこの2年間は、その魅力にさらに違った彩りを与えた。
引退して完成した稀勢の里という横綱のピースは、ほかの71のピースにはない、唯一無二の輝きを放ち続ける。

相撲フアン・牛久市民は、落胆しているのではないでしょうか
怪我をしてからの相撲活動状況は、惨めの一言でしょ