出会ってしまった彼女 18

それからはデートを重ねる度に

身体が敏感になったと打ち明ける彼女だった

暫く会えない時には我慢が出来なくなる夜もあるらしい

女はその気になれば

いくらでも男は作れる

そう豪語をしていた彼女であったが

数十人の男性達と関係を重ねても

身体の渇きは増すばかりだったとそう述懐する

出会い系に群がる男達の大半は雑魚だろう

当時の彼女の寂しさと虚しさは

頂点にまで達していたに違いない

今の彼女には魂の御馳走が必要なのは言うまでも無い事実だろう

男塾を卒業しなかった輩に女は愛せないだろう

所詮は自己愛に終始するのがオチだろう

続く