同じ母親の立場として腹がたつお話

20代後半のY君とは4年ほど前に知り合いました。
人懐っこくて愛想のよい彼は、最初からなぜか私にはいろんな顔を見せてくれました。

幼い頃、母親が男の人と駆け落ちしたこと
兄弟二人で寂しさと空腹に耐えてきたこと
貧乏で進学できなかったこと
等々

そして
自分たちを捨てた母親をずっと探していたということを。
どんな母親でも、たった一人だけ
会いたいのだそうです。

あるとき、
「ママの居所がわかったんだ!」って。

「会いに行きたいけど青森だからなかなか行けない」とも

母親の親戚筋から連絡先も聞けて、いてもたってもいられない様子でした。


そして久し