啓蟄

広島からバイクの仲間が旧山陽道をたどって、岡山県の矢掛町から吉備路の神社仏閣を訪ねると言う。

いつまでも冬眠している場合ではないと一念発起して、お迎えして伴走した。

矢掛町の本陣で合流して、町屋を徒歩で散策しながら歴史探訪の時間を楽しんだ。

さて、吉備路探訪に転じようとした時、すべてのプランをお任せしますと預けたら、いきなり反対側に走りだした。

これには驚いた。まあぁ~これも一興と追従していたが、どんどん北上して行く。たまらず信号待ちで備中国分寺だよね、と尋ねたが、愚問であった。

遠回りしても山道を走りたい人だった(納得)。さて、走る、走る。な