井山棋聖位と五冠死守、山下9段棋聖奪還ならず

第43期棋聖7番勝負の第7局が昨日から新潟県魚沼市「温泉御宿龍言」で打たれ308手の大熱戦で白番井山棋聖が6目半勝ちし4勝3敗で棋聖位を防衛すると共に5冠を維持しました。今回の7番勝負は井山棋聖が3勝1敗の王手をかけてから挑戦者の山下9段の凄い粘りで3勝3敗のタイに持ち込み最終決着となりましたがあと1歩及びませんでした。
しかし7番勝負の最終戦での決着は囲碁ファンを堪能させてくれた棋聖戦でした。
井山棋聖は目下村川8段と十段戦5番勝負を戦っており、NHK囲碁トーナメントでも準決勝が有りと過密スケジュールの中如何凌ぐか見ものです。

写真左:井山棋聖・5冠