黒田記念館よりも、上島珈琲店に魅力を感じてしまうのはいけないことでしょうか。通るたびに、カフェに入ってそのまま地下鉄駅に向ってしまう。
洋画家、黒田清輝の記念館に寄らないなんて、いつも失礼なことをしたようで寝入りが悪い。芸術なんてガラではないタイプなのですが、睡眠薬代わりに寄ってみました。
正面にイオニア式の柱頭飾り(これはガイドブックの受け売り。)の建物を入ってゆくと、何か懐かしさを覚えます。子供の頃、ここに来たことがあるのかなと案内を読むと、竣工が昭和3年(1928年)となっていました。
子供のころには来ていない。生まれていないし、絵画のガラで