桜散歩

寒さで桜の開花が足踏み状態です。
結局、近くの桜を訪ねて歩いています。

放光寺の枝垂れ桜は三春滝桜から枝分けされた一本桜。
広がった枝にまんべんなく花が咲き、風情があります。

一人の若者が桜の前で、見上げ感慨にふけっています。
同年代の男性が突然「邪魔だからどいて」と言って
スマホで写真を撮って去っていきました。
若者は見事な桜を見上げて子供の頃、いや遠い故郷や
家族を思い出していたんでしょうか?

そこに見えるありさまが、この瞬間の景色であり
桜を愛でる人の営みも含めて、一つの景色が構成される
そんなふうに私は考えています。
少し、しゃべり過ぎまし