朝の車内は基本静かでみなさん自分の時間を楽しまれている
乗り込んで来たのが車椅子の高齢者男子そこそこ若い女性ヘルパーさんに付き添われテンション上がりまくりだ
自称『生粋のロックンロール人生』だと主張する彼は内田さんやショーケンについて熱く語りそのマシンガントークは延々と錆び付かない
相づちを打つヘルパーさん毎度の事ながら朝イチからかなり疲れ気味だ
話は青春時代の淡い思い出へと移り彼女とどうしたとかこうしたとかたった15分ほどだけで彼の人生があらかた理解出来た
そしてなんと言葉の端々のニュアンスから私と同学年だと判明した
足腰