初めての弔辞

ご近所さんのお婆ちゃんが亡くなられ昨日葬儀があった。
家族葬だが地域の仲間には来て欲しいと依頼になった。
毎月公民館に集まっては世間話や井戸端会議の仲間。
その婆ちゃんのたっての願いと我々が呼ばれたのだった。
しかし選りによって私に弔辞を読めと大先輩から指名される。

ふたつ返事で軽く受けたものの過去の弔辞を参考に作った。
故人の情報も聞き取りながら作ったが私なりの感想にした。
このお婆ちゃんのお宅へ行く度にいつも駆け足で出て来た。
まるで娘さんのような足取りに言葉も軽くなってお喋りが弾む。
そんな婆ちゃんなので弔辞にもそんな明るい人柄を匂わせて書く。