綺麗な花は大好きだ。
しかし 手入れは嫌いで
花を愛でるには 本物じゃない私が、
いつしか 息子が母の日に贈ってくれるカーネーションに 愛着が生まれていた。
息子の方も母への感謝なんて あったのか
なかったのか
お義理でくれていたようなのだが、
しかも 母が何を喜んでくれるか
よくわからなくて
無難な カーネーションを
だろうと思う。
この母は精神が幼いんだけど、
溺愛という愛情は あったのよ。
平凡な平凡な愛情らしきものは。
いつも5月は長い旅行行くから 花はだめよ
と
言ってあるのに
またきちゃった。
昨年 枯らしちゃったのに。
あの姿が目に