国史跡 赤松氏城跡 感状山城跡 ②

Ⅲ曲輪群周辺に右奥に伸びる山道がある。この道を拾って歩くとアルミ材造りの梯子に出会う。この先に険しい岩石地帯が続く。神経を集中しなければならない登りである。右側はスパッと斬り落ちた崖である。

5分弱歩くと南曲輪群にでる。感状山城最大の石垣が保存状態よく残っている。但しこの石垣を見るには注意して数メートル降りなければならない。全長21m、高さ4.5mの規模がある初期の野面積みである。

曲輪に戻り、平坦になった尾根を北に向かえば南Ⅱ曲輪と北Ⅱ曲輪が連続している。全体は石垣によって支えられている。西側には犬走りと呼ばれる帯曲輪が配置されていた。周囲の展望も