連載:文章の面白さを

長い文、おサラバしよう     日記 1585

 私は画面に収まる範囲に、本文の行数を心掛ける。長ったらしいのは、読む前に読んで貰えない。クドクドと、書き連ねた過去の自分が恥ずかしい。
書き出す文言を、絵画で言う『デザイン・デッサンと心掛け』る。紀行文ならば、何時に、何処で、何をやりたかったを、先に書き連ねる。なれば、用件を終えて居るので、長文にならず終わる。前書きを要さない事が肝要だ。
 
 長年にわたり、登山のガイド文章を商売にしてきた。踏査・修正補正を、限られた文章スペースの中で表現を心掛けてきた。
 一日八時間の行程を、1頁に収める。だらだらと単に述べるのは許されない。起承転結・5W1Hを盛り