連載:ネット依存

医療関係者はゲーム障害の広がりを危惧 中高生の7人に1人がネット依存

四六時中、スマートフォンを手放せない「病的使用」の若者は増加の一途だ。
 スマートフォンなどの普及で、世界各国でオンラインゲームに没頭する「重症者」が出ていることを受け、世界保健機関(WHO)は25日、「ゲーム障害」を新たな疾病と正式認定した。日本国内では中高生の7人に1人がインターネット依存症とのデータも。医療関係者はゲーム依存の広がりを危惧しており、早期の治療を呼びかけている。
 平成23年7月に国内で初めて「ネット依存」の専門外来を開設した国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)。中山秀紀医長によると、ゲーム障害が疑われる患者の約8割が未