以前に見たSF映画で宇宙人の地球襲来を描いたものがあったが、最近の日本の世相を見るとこれは現実かも知れないと思うようになった。

あまりにも常識を超えて、あまりにも殺伐とした空気が漂っているからだ。筋書きはこうだ。米国のある小さな村に宇宙人が降り立つ、その宇宙人はある一人の人間の体内に入り込み村人と同じ姿で周囲と接して生活する。次から次へと村人へ伝播する宇宙人たちの行動は、今までの人間関係を消滅させてお互いに不信感を増幅させ、やがて対立へと駆り立てお互いに殺し合いが始まる。

今の日本の現状は、何だかこれに似て来たような不安感と不信感が渦巻いているような